唾液には色々な役目があります。例えば、舌や粘膜の動きをよくするための潤滑油として、口から入ってくる様々な雑菌に対しての抗菌作用、消化など生きる上で大切なものです。
しかしその唾液は緊張や睡眠、時々常用している薬によっても減少します。何より注意しなくてはいけないのは、加齢による減少です。そのいわゆるドライマウスは生活に大きな支障を起こします。
例えば。。。
①虫歯や歯周病になりやすくなる
②口臭
③口腔内の傷、火傷が治りにくくなり口内炎ができやすくなる
④消化する能力の低下による胃腸障害
⑤味覚障害
>⑥風邪やインフルエンザなど感染症にかかりやすくなる
⑦入れ歯が安定しない。
しかし、加齢による唾液の減少は訓練により向上します。
Ⅰ.唾液腺のマッサージ(当院では歯科医又は衛生士が教えます)
Ⅱ.酸っぱいものを努めて食す
スライスしたレモンを時間を決めて1日3枚くらい食べる。食後に梅干しを食べるなど。
Ⅲ.梅干しやレモンを目に付くところに飾る
イタリアでは、部屋にピクルスを飾り家族みんなが唾液を増やすという風習があります。
目で見て唾液を出すことで唾液を出す能力は向上します。
Ⅳ.水分をなるべく取る
Ⅴ.食事中咬む回数を増やす
Ⅵ.入れ歯からインプラントへ
ドライマウスもアンチエイジングが出来ます!